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「いつできた曲なの?」「何をテーマにした曲なの?」「歌詞の意味を知りたい!」「実際に体験した恋愛が曲の中に!?」など、Saucy Dog「ジオラマ」について考察・分析をしていきます!!
この記事では、Saucy Dogファンの私が、「ジオラマ」をできる限りわかりやすく伝えていきます!!
「いつできた曲なの?」「何をテーマにした曲なの?」「歌詞の意味を知りたい!」「実際に体験した恋愛が曲の中に!?」など、色々な角度から曲の考察・分析をしていきたいと思います。
「ジオラマ」という曲の新たな発見や魅力を少しでも伝えていきます!!
この記事は下記のような方におすすめです!
- Saucy Dog 「ジオラマ」いつできた曲?
- Saucy Dog 「ジオラマ」実際に体験した恋愛が曲の中に!?
- Saucy Dog 「ジオラマ」歌詞に込められた思いが…
- Saucy Dog 「ジオラマ」歌詞の内容を区切りながら詳しく分析!
Saucy Dog 「ジオラマ」いつできた曲なのか?

Saucy Dog「ジオラマ」
作詞/石原慎也
作曲/Saucy Dog
YouTubeでの再生回数は36万回再生を突破!!
『2025年2月12日調べ』
『ジオラマ』は、2017年5月24日よりアルバムと同時にリリースされました!
2017年5月24日にミニアルバム『カントリーロード』をリリース。
(「ジオラマ」収録楽曲のひとつです。)
「ジオラマ」は、自分の世界に閉じこもりつつも、そこから抜け出したいもどかしさを感じる楽曲になっています。
「ジオラマ」音域も公開!!
「地声最低音」A3(mid2A)
「地声最高音」B4(hiB)
「裏声最高音」E5(hiE)
Saucy Dog 「ジオラマ」実際に体験した恋愛が曲の中に!?
「ジオラマ」という曲は石原慎也さんが実際に体験した恋愛が歌詞に込められています!
ボーカルの石原慎也さんはインタビューなどで、自身の恋愛や過去の出来事を歌詞にしていることが多いと話していたこと。
そんな「ジオラマ」は、失恋や別れを描いた曲ですが、まるで自分の心の中にあるジオラマを見ているような、過去を冷静に振り返る視点が多く登場するのが特徴で、彼の実体験が元になっているかは100%明言されていませんが、石原さんがこれまで語ってきた内容から察するに、少なくとも一部は自分の記憶や経験をベースにしている可能性が高いんです。
Saucy Dog 「ジオラマ」歌詞に込められた思いが…
「ジオラマ」は、日常の風景や過去の思い出を俯瞰的に眺め、そこに潜む切なさや温かさを丁寧に描いた楽曲になっています。
歌詞は、何気ない出来事の中に意味を見出し、孤独や儚さを抱えながらも希望や前向きな気持ちを感じさせてくれる内容もあります。
ジオラマのように縮小された世界を遠くから見つめることで、過去と現在の対比や、大切にしたい瞬間への思いが浮かび上がっているのが特徴的です。
また、過去の鮮明に残る思い出と現在の孤独感が比較しているかのような歌詞になっています。
未練や後悔が滲む一方で、それを乗り越えて未来を見つめようとする心情(前に進む勇気)も感じられます。
石原慎也さんのリアルな感情表現が共感を呼び、誰もが心に秘めた(過去の恋愛)思い出を重ね合わせられる作品となっています。
Saucy Dog 「ジオラマ」歌詞の内容を区切りながら詳しく分析!
「ジオラマ」1番からサビまで!!
「揺れる吊り革」
「触れる見知らぬ肩」
「生温くこもった匂いが好きになれません」
「乾いた空気が吸いたくなってさ」
「何となく外の景色眺めてみる」
「この街に何か望んだって」
「生きずらいだけで得るものはない」
「住めば都なんか嘘だった」
分析・考察
1番の入りでは、満員電車の中、揺れる吊り革と触れる見知らぬ肩。生温かくこもった匂いが苦手で、乾いた空気が吸いたくなる。どこか遠く、もっと開放的な場所に行きたいという思いを感じます。
何となく外の景色を眺めてみても、目に映るのは灰色のビルばかり。この街に何かを望んでも、得られるものは何もない。ただ生きづらさだけが募っていく。
「住めば都だなんて、あれは嘘だ」というフレーズ。
かつて期待していた都会の生活は、今では窮屈で重苦しい現実になってしまい、毎日繰り返される息苦しい日常の中で、心はただ自由を求め続けているのが分かります。
1番サビ
「満員電車に潰された」
「僕らは綺麗に収まって」
「前ならえして」
「今日も笑ってるんだ そうだろ?」
「思い出せんなぁ」
「昨日の僕は 何を見て笑ってたんだろう」
分析・考察
1番のサビでは、現代社会の窮屈さや自己喪失が歌詞の中に込められています。
冒頭の「満員電車に潰された」という一文は、物理的な圧迫感だけでなく、社会のルールや集団生活に押しつぶされているのを表現しているようです。
また、「僕らは綺麗に収まって」「前ならえして」と続くフレーズからは、規律に従いながらも、どこか自分らしさを失っていくのを感じますね。
さらに、「今日も笑ってるんだ そうだろ?」という皮肉めいた問いかけは、無理に笑顔を作って日常をやり過ごしている様子を表現し、この笑顔は心からのものではなく、ただ周囲に合わせるためのものであるということ。
終盤に登場する「思い出せんなぁ」「昨日の僕は 何を見て笑ってたんだろう」というフレーズは、自己の存在や感情を見失ってしまった状態で、かつての自分の感情や、喜びの源さえも思い出せない虚しさが、強く胸に響きますね。
この詩は、現代社会の画一的な日常に押しつぶされ、感情や自分らしさを見失ってしまう人々の苦悩を見事に表現しているようです。
また、生きる意味や本来の自分を問い直したいという、心の内にある叫びのようです。
「ジオラマ」2番から最後まで!!
「揺れる吊り革」
「触れる見知らぬ肩」
「生温くこもった匂いが好きになれません」
「乾いた空気が吸いたくなってさ」
「何となく外の景色眺めてみる」
「ジオラマみたいだ」
「このまま未来は」
「パノラマ写真の人混みに」
「流されてほら消されて」
「なかった事にされたんだろう」
「見なかった事にすれば良かったのかも」
分析・考察
2番の入りでは、都会の中で感じる孤独や不安、無力感が描かれています。
閉じ込められた空気や、人々との距離を感じることで、より一層自分が取り残されたような感覚に襲われています。
「ジオラマみたいだ」という表現には、日常の風景が一歩引いて見えてしまう冷めた視点で、現実感が薄れ、まるで自分がその場にいないかのような錯覚に陥る瞬間を示しています。
未来に対する不安や、集団の中に流されていく自分を感じつつ、そのまま消えていってしまうことに対する諦めのようなものも感じますね。
最後には、そんな現実を「見なかったことにすれば良かったのかも」と思うことで、自分の心の中でその不安を抑え込もうとする気持ちが表れています。しかし、そのような逃げ道を選んでも、結局それが解決にはならず、むしろ状況はますます曖昧になっていくのではないかという、思い悩む心情が伝わってきます。
この歌詞は、都市生活の中で感じる無力感や、自己と周囲とのズレに悩む気持ちを描きながらも、その感情をどう扱うべきかという答えの見つからない葛藤を表現していました。
2番続き
「こないだ建った電波塔と」
「夕焼け空霞む工場雲」
「生活感など微塵もない」
「明日を生きる価値もないな」
「隣に立った君とちょっと」
「夕日に憧れた高校生」
「正解探しに終わりはない」
「間違いだらけの世界で踊ろう」
分析・考察
2番の続きでは、現代の疎外感や混沌とした世界に対する反発と、そこにおける自己肯定感を表現しています。
「こないだ建った電波塔と」「夕焼け空霞む工場雲」といったフレーズからは、日常の中にある無機質で冷たい風景が描かれています。
これに対して、「生活感など微塵もない」「明日を生きる価値もないな」といった言葉が続き、主人公が抱える虚無感や空しさが感じられます。
そして、隣に立った君(元彼女)との過去の思い出、面影を、夕日に憧れた高校生と重ね合わせている?ようにも感じます。
最終的には、間違いだらけの世界に身を投じ、自由に生きることの大切さが強調され、希望と解放感を感じさせるメッセージが込められています。
この歌詞は、人生の不確実さを受け入れ、現実を楽しみながら生きていく姿勢を歌っているとも言えます。
現代の疎外感や混沌とした世界に対する反発と、そこにおける自己肯定感を表現しているように感じます。
ラスサビ前
「生きてればそりゃ辛いこともあるさなんて」
「そんな風な言葉ばかり何回聞いたところで」
分析・考察
ラストのサビ前では、辛いことがあるのは生きている証拠だという考えに対しての反発が歌詞の中に込められていました。
「生きてればそりゃ辛いこともあるさなんて」という部分は、一般的に「人生には辛いこともある」という現実を受け入れるような言葉ですが、その後の「そんな風な言葉ばかり何回聞いたところで」という部分は、そのような言葉が繰り返されても、実際には気持ちが軽くならない、心の痛みが癒されないことを表しているように思います。
どちらも感情の強さや、言葉の限界について触れている印象があり、解釈の仕方は聞いている人にって変わるかもしれません。
ラスサビ
「満員電車に潰された」
「僕らはきれいに収まって」
「前ならえして 今日も笑ってるんだ」
「そうだろ?」
「思い出せんなぁ 昨日の僕は」
「何を見て笑ってたんだろう」
「思い出せんなぁ 昨日の僕は」
「何をして笑ってたんだろう」
分析・考察
ラストのサビでは、日常の忙しさや社会の圧力に押し潰されながらも、それに適応して笑顔を見せる自分を描いています。
「満員電車に潰された」という表現からは、都会での生活における窮屈さや無力感が感じられますが、その中でも「きれいに収まって」前に進もうとする強さが見えます。
しかし、「昨日の自分は何をして笑っていたのか思い出せない」と続くことで、過去の純粋な喜びや幸せが次第に思い出せなくなっていることへの寂しさや迷いも感じられます。
全体として、この歌詞は、日常に流されながらも、過去の自分と向き合い、再び本当の喜びを取り戻そうとする気持ちを描いていると解釈できます。
さいごに
今回は私なりに「ジオラマ」について分析・考察、私の思いなんかもまとめて紹介しました!
この曲は、過去の自分と現在の自分を対比。
過去を振り返りたい時に、落ち着いた気持ちで過去を振り返ることができ、背中を押してくれる素敵な曲でした!!
この曲は、過去を振り返りたい時、背中を押してもらいたい時にオススメしたい曲でした!
今回の記事で少しでも「ジオラマ」についての新たな発見やもやもやが解消できていたら嬉しいです!!

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