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「いつできた曲なの?」「映画の主題歌を務めた?」「言葉の持つ力とは?」「歌詞の意味を知りたい!」など、Saucy Dog「怪物たちよ」について考察・分析をしていきます!!
この記事では、Saucy Dogファンの私が、「怪物たちよ」をできる限りわかりやすく伝えていきます!!
「いつできた曲なの?」「映画の主題歌を務めた?」「言葉の持つ力とは?」「歌詞の意味を知りたい!」など、色々な角度から曲の考察・分析をしていきたいと思います。
「怪物たちよ」という曲の新たな発見や魅力を少しでも伝えていきます!!
この記事は下記のような方におすすめです!
- Saucy Dog 「怪物たちよ」いつできた曲?
- Saucy Dog 「怪物たちよ」映画の主題歌を務めた!?
- Saucy Dog 「怪物たちよ」歌詞に込められた思いが…
- Saucy Dog 「怪物たちよ」歌詞の内容を詳しく分析!
Saucy Dog「怪物たちよ」いつできた曲?
Saucy Dog「怪物たちよ」
作詞/石原慎也
作曲/Saucy Dog
YouTubeでのMV再生回は224万回再生を突破!!
『2024年12月11日調べ』
「怪物たちよ」は、2023年1月23日(月)正午より、全国のラジオ局でのONAIR解禁されました。
(リリース日は、2023年2月1日(水)にリリースされました。)
2023年7月19日にミニアルバム『バットリアリー』をリリース。
(「怪物たちよ」収録楽曲のひとつです。)
「怪物たちよ」は、2023年2月3日(金)公開の映画『スクロール』の主題歌を務めました。
今回のジャケットイラストを担当したのは、「紫苑」「現在を生きるのだ。」同様に現代美術家の森本啓太さんに書き下ろして頂いたそうです!
Saucy Dog 「怪物たちよ」映画『スクロール』の主題歌に?
なんと、「怪物たちよ」は2023年2月3日(金)公開の映画『スクロール』の主題歌を務めました。
これまでに務めてきた映画の主題歌に…
『52ヘルツのクジラたち』では、「この長い旅の中で」。
『君を愛したひとりの僕へ』では、「紫苑」。
など映画の主題歌を務めてきました。
理想と現実のギャップに悩む4人の若者たちが社会や自分自身と必死に向き合う姿をリアルに描く『スクロール』
興味のある方は是非ご覧になってください。
https://scroll-movie.com/
Saucy Dog 「怪物たちよ」歌詞に込められた思いが…
「怪物たちよ」には、現代社会にフォーカスして作られた曲なんです。
石原慎也さんがX(元Twitter)でつぶやいていた内容があります。
悪(怪物)に対する批判。
善(天使)には自信を持て。
とメッセージ性の強い意味が込められています。
人によって違う「価値観」
人を簡単に死に追いやる「言葉」という名の「ピストル」。
誰もが簡単に怪物になること。
人によって歌詞の内容の受け取り方が変わる、色々と考えさせられる内容になっているので、ぜひあなたなりに怪物の意味を考察してみてください!
改めて、全世界の人に問いかけるかのような曲を作成した石原慎也さん。
歌詞の構成が天才ですね。
Saucy Dog 「怪物たちよ」歌詞の内容を区切りながら詳しく分析・考察!
「怪物たちよ」1番からサビまで!!
「だらしのない生活に息を潜める怪物達よ」
「なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ!」
「穏やかな夜に乾杯」
「しけたツラした僕にジャスハイ」
考察・分析
1番の入りでは、現代の生活における矛盾した感情や心情、そしてエネルギー、生きるための活力を探し求めているように感じます。
まず、「だらしのない生活に息を潜める怪物達よ」というフレーズでは…
怠惰で不安定な日常に潜む「悪(怪物)」に対する問題や悪習慣を暗示しています。
次に、「なんて素晴らしくって退屈な日々なんだ!」というフレーズでは…
平穏な日々に対する退屈や無気力を感じ、穏やかな時間の中に潜むフラストレーションを表現しています。
「穏やかな夜に乾杯」・「しけたツラした僕にジャスハイ」には…
日常の中で見つける安らぎや喜びを祝う瞬間と落ち込んだ気持ちを自由なエネルギーで奮い立たせようとする意図がある気がします。
そして、「ジャスハイ」には飲み口がさっぱりとしていることから、嫌なことを忘れさせるために「ジャスハイ」をチョイスした可能性があります。
1番続き
「幸せの価値観なんて人によって違うもんなのさ」
「定規で測れるような生き方はひとつもない」
「僕らの明るい未来に乾杯」
「もう嫌いなやつらはバイバイ」
「耳元で聞こえた誹謗(声)が消えてくれない」
「忘れる為また飲んで後悔を繰り返す」
分析・考察
1番のサビ前では、人生における個人の価値観や悩み、違う価値観に対してどう付き合っていくか分からなくなり、酒を飲み忘れようとしています。
人それぞれ異なる幸せの感じ方を大切にし、定められた生き方に縛られず、自分らしく生きようよ。と言うとかけ。
また、未来に対して希望を持ち、嫌な人やネガティブな状況から解放されることを選ぼうとしますが、誹謗中傷や過去の痛みが心に残り、時には逃げるように酒に頼ってしまう自分。
後悔の繰り返しに苦しむという複雑な心情が歌詞の中で強く表現されています。
1番のサビ
「見えないやつの視線に怯えて」
「夢の中で号(な)き疲れて壊れてしまいそう」
「全てが黒く見えてしまうけど」
「麻ロープで首を括り手にする自由よりも」
「僕らはきっと強くなれるはず」
「こんな世界でもまだ」
分析・考察
1番のサビでは、絶望的な状況に直面し、精神的に追い詰められながらも、自分自身の可能性を信じて前を向こうともがく姿が想像できます。
自分の知らない・見えない圧力に怯え、疲れ果ててしまう。
自分に関係のないことでさえ、すべてネガティブに見える現状。
最終的には困難を乗り越え強くなれるという希望を捨てずに前を無効としています。
「怪物たちよ」2番から終わりまで!!
「人を傷つけて嬉しそうな愚かなる怪物達よ」
「出来ることといえばせいぜい陰口くらいだもんな」
「可哀想な君に乾杯」
「もうそのままでいいよララバイ」
「気に入らない事を取り上げて叩いてみたり」
「誰も幸せになれない気がすんだ。」
「もう気が済んだ?」
分析・考察
2番の入りでは、他者に対する思いやりの欠如や冷酷な行動に対する強い批判と失望が歌詞に組み込まれています。
主人公(当人)は、他人を傷つけて楽しむ愚かな人々に対して怒りを感じており、陰口を叩くことでしか対抗できない無力感に嫌気がさしているようです。
また、他者の欠点を攻撃し合う社会に対して、誰も幸せになれないという絶望感。
皮肉的な態度を示しつつも、どこか哀れみや諦めをも感じさせる内容ですね。
2番のサビ
「言葉はピストル引き金を引けば」
「当たり前に人は死ぬぞ分かってて言ってんの?」
「そんなやつらに耳を貸さなくていい」
「「だから何?」と微笑ってやれ」
「遇(あし)らってしまえばいい」
「しまえばいい」
分析・考察
ここでは、言葉の持つ力とその影響に対する危険性、無自覚で無責任な言葉に対する言葉の意味を考えろよ?という怒りの感情が表現されています。
まず「言葉の力」は強力で、簡単に人を殺せてしまう可能性があるということ。
つぎに「他人の攻撃的な言葉に対して」他人からの攻撃的な言葉に対して、真に受けず、無視して自分らしくいていいんだよ。というメッセージ。
言葉の持つ力の意味を考えさせられる深い内容になっています。
ラスサビ前
「嫌いで良いからもう」
「関わらないでくれよ」
「雑音に怯えながら生きる事は難しい」
「誰かの所為(せい)にしたい」
「でも全部自分の決めた道ならば」
「悩みながら生きることも素晴らしい」
分析・考察
ラストのサビ前では、他者との関係や自分の選択に対する複雑な感情を表現しています。
最初は他人からの拒絶を受け入れ、関わりを避けたいという気持ちがあります。
その後、悩みや苦しみを他人のせいにしてしまいますが、最終的には自分の選んだ道であると認め、悩みながらも生きることの価値を見出すことで、苦しみの中にも人生の素晴らしがることを示しています。
ここでは、前向きな視点になっていますね。
ラスサビ
「「これが僕だ」と言えなくなるような」
「世界なんて変えてしまえ心まで渡さないで」
「嵐の中に星を探すような」
「生きている意味を越えていく日々」
「枯らさないで」 「これが僕だ」って自信がなくたって」
「枯らさないで」 「らしさなんてきっと死ぬまで判らないもんなのさ」
「「それが僕だ」って答えはなくたって」
「悩め、生きて。怪物達よ」
分析・考察
ラストのサビでは、周りの言葉に惑わされず、自分らしく生きていくことの重要性が歌詞に込められています。
自分が何者であるかに対する確信が持てず、生きることや希望を探し続けること。
困難や試練に直面しながらも、自分を見失わずに強く生きようとする意志が感じられます。
また、「自分らしさ」は死ぬまで分からないかもしれないけど、悩みながらも生きる力強さを持つことが大事であるというメッセージが込められていました。
さいごに
今回は私なりに「怪物たちよ」について分析・考察、私の思いなんかもまとめて紹介しました!
言葉は人を喜ばせたたり、意思疎通を取る上で必要不可欠なもので便利ですが、逆に簡単に人を死に追いやることができる『ピストル』危ない物だということを教えてもらいましたね。
言葉の持つ力の意味を再認識しました。
私の分析・考察を参考にぜひ自分なりの解釈をしてみてください!!
「怪物たちよ」は、自信を持てないときや悩みを抱えている時にオススメの曲です!
⚠ 素敵な曲なので普通にオススメはしています!!
今回の記事で少しでも「怪物たちよ」についての新たな発見やもやもやが解消できていたら嬉しいです
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